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2006年12月22日 (金)

クリスマスとプロモーション

クリスマスはイエス・キリストの誕生日ではないことは周知の事実だと思っていましたが、最近、私の周りで40歳を過ぎた人が知らないことに驚きました。

 私の聞いている内容は、「3世紀頃、当時のローマ帝国に普及していたのは太陽を崇めるミコノス教でした。その弱った太陽を何とか励まそうと冬至の祭りと融合することで12月25日にクリスマスが定められたそうです」そして、太陽の復活とキリストの復活を意味して、この日になったということです。

 さらに、クリスマスと切っても切れない人物がスーパースター「サンタクロース」。本名はセイント・ニコラウス。名声高く知徳に優れ、キリストの教えを忠実に実践した人で、彼は親が残した膨大な遺産を恵まれない国民のために使ったと言われます。

 やがてこの話はヨーロッパ全土に広がり、17世紀にアメリカに移住したオランダ人を通じてアメリカに上陸します。ここでオランダ語の「シンタ・クラース」がアメリカ流発音で「サンタ・クロース」に変身しました。

 ここでもう一つ、赤い服を着せたのは、コカコーラ社です。当時のキャンペーンで、サンタクロースをそのように設定したのです。

プロモーションって、すごい力を発揮することがあるのです・・・。

宗教教育をするという、政党がありますが、この辺も、さらりと触れていただきたいものです。いまだに、オウム事件の反省に立っての、対策がとられていないからです。

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