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2008年11月22日 (土)

学校支援地域本部事業-58

昨日、学校支援地域本部事業のシンポジウムに出席しました。

以下に、最初の5分、与えられた時の元原稿をログします。

これくらいは、覚えられますので、紙を見ずに話せました

皆さん、こんにちは。稲生小・会長の前田です。お手元の案内にあるシンポジストに氏名を入れていただいていますが、これまで、名前を正しく、読まれた事はありません。音読みで「がっこう」ともなります。中学の担任の先生からは、「がっこう君」と呼ばれていました。本名は「みちひろ」です。どうぞよろしくお願いします。

さて、本題に入りますが、まず、稲生小学校のこれまでの取り組みを紹介いたします。稲生小では、2005年より、PTAに地域を意味するコミュニティのCをいれたPTCA化を行っています。

きっかけは、私が、会長をひき継ぐ時に、前会長と当時の校長先生と3人での話し合いのときに、「PTCA化をすすめたい」という思いを伝えました。

2人の反応は、「今でも、地域の方は協力してくれているから、それほど、必要はないのでは」という、ことでした。前会長は、私が2001年に広報部長をしていたとき、広報誌を近隣の施設に配布し、“PTCAへの布石”だと、言っていたのを覚えてくれていて、その席での反対はありませんでした。

地域の方に始めて話したのは、その年の6月の第1回目「開かれた学校づくり推進委員会」です。そこで、長崎県の資料を使って、PTCA化の重要性を説明しました。私の話の後、一人の地域の方が、「君らが、そう思うなら、したらいい」といってくれました。非常にうれしかったです。

なぜ、PTCA化にこだわったかというと、その数年前、地区の保育所民営化の地域への説明会のとき、ある地域の方がこう言いました「保育の保護者の者が決めたら、えいやないか」。この言葉は、先ほどの「君らが、そう思うなら、したらいい」という発言と、活字にすれば、意味はほとんど変わりません。しかし、保育所のときに出た「保護者の者が決めたら、えいやないか」の後には、俺らあは関係ないという意味合いがあり、危機感すら覚えました。小学校で出た言葉は、「君らが、そう思うなら、したらいい」、この言葉の後には、何でも手伝うから、用事があったら言ってきたらよいというものだと思いました。

ここで、PTCA化の成功を確信しました。保育の関係者がいたら、大変、申し訳ありませんが、小学校は、地域のシンボルであり、地域の方にとっては、心の拠り所でもあると思います。

以降、地域の方は本当に、新しい事業にも協力してくれました。80歳を超えた方が、「わしらは、PTCAのCだから」といってくれるまでになりました。

PTCAの取り組みの中で、非常に特徴的なものがあります。

それは、毎週月曜日に行われる、全校朝礼のときに、地域の方も来てもらって、ラジオ体操を一緒にしている事です。

これは、子どもたちの姿勢が悪くなっているという、保健指導をしてもらっている、医師からの意見があったことと、南国市の保健課より、地域の方に、運動習慣をつけてほしいという話が公民館を通してあったから、一石二鳥を目指して、昨年4月より始まりました。現在、日によってばらつきはありますが、20~30名の地域の方が参加してくれています。

週の初めにラジオ体操を地域の方と一緒に行うという事は、私が、当初、想像していた以上に、大きな可能性を感じるようになりました。

先日も、校長先生と話した事ですが、地域本部の協議会を体操後に、行う事ができるのです。まさに、早朝会議といえます。

地域の方と、学校で早朝会議ができるなんて、本当にすごい事だと思います。2回目の会は今月30日の参観日後に予定されていますが、その後の3回目から、きっと早朝に実施されると思います。

そして、これは、まだ決まっていませんが、その早朝会議の後、学校敷地内の環境整備を行うように、考えています。

想像してください。週始めに子どもたちと、ラジオ体操をして、その後、早朝会議をし、さらに環境整備もやるのです。

地域の力によって、朝型社会の復権を行う。これは、私が考えるところの期待であり、夢です。でも、実現、可能な夢だとも、思っています。

稲生小は、PTCAの延長線として、学校支援地域本部事業を捉えています。学校を地域にさらに開き、地域のシンボルである学校を地域の宝物にしていくための、有効な手段であると期待もしています。今日は、進行上、皆さんより、一段高いところにいて、失礼していますが、何か、学びたい、きっかけをつかみたい気持ちは、同じです。

後は、進行の高橋先生にお任せして、聞かれたことを素直にお応えしていきます.本日は、どうぞ、よろしくお願いいたします。

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