先日保護者会の件
先日より中学校サッカー部の保護者会のことをずっと思っていました。中古書籍販売でいい本を200円で見つけました。そこには、以下のように保護者に向かって書かれていた言葉がありました。
『学力の新しいルール』蔭山英男 2005年9月
文芸春秋発行
「アスファルトの上にじゅうたんを引いてから、歩かせるような指導をやっていていいのでしょうか?私は、疑問に思うのです。そうやってじゅうたんの上ばかりを何年も歩いてきた子供は、学校を卒業した時には、もう、じゅうたんの上しか歩けない人間になってしまっているのではないでしょうか?
しかし、子どもたちが歩くところは、アスファルトどころか、道すら満足にない荒野ではないですか。そして、その荒野を作ってしまったのは、私たちです。子供に合わせることは、そう難しいことではありません。しかしかえって、それは問題を作ってしまいませんか?今の担任は、確かに行き届かない点があるかもしれませんが、一生懸命やっているのはわかっていただけると思います。こうした先生の下で、学習するのも、学校と言う場でしか、できないことではないでしょうか。」
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント