学校支援地域本部事業-185
先日の30日の高知県学校支援地域本部事業の研究報告会で、青森中央学院大学の高橋先生が講演&助言などをされていました。その中で、PTAとの関係をも語っていました。
私は、社会教育関係団体であるPTAは、大きな曲がり角に来ていると思います。
「保護者と教職員の学びの場」であるという主目的が、行われていないという現象がどこもあると思います。PTAの組織って、本当に必要なのでしょうか?
教職員からいえば、実際にPTA活動に参加し、この組織を良くしていこうというのは、教頭先生&校長先生のみの「仕事」のように感じます。
保護者からいえば、子供たちにとってのサポートはしたいが、「別に行事ごとでいいのではないか?。組織が必要か?」と、思っている方が、大半だと思います。
2007年の秋、PTCAの実践発表をした時、質問がありました。「稲生小は、将来P連を脱退することはあるのか?」私は、こう答えました。「今はわからないが、近い将来、その可能性はないともいえないと思います」
子どものためのサポート体制づくりが必要なのであり、PTA組織の堅守が活動の目的ではありません。
そして、近年、地域住民の生涯学習の場としての役目も公教育施設は、求められるようになりました。そうした意味で学校支援地域本部が行事ごと&プロジェクトごとの体制をつくればいいと思うのです。
今日は、ここまで。
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