全国学力・学習状況調査 高知県
全国学力テストの結果が出ました。
今回の分は、2007年に調査開始をしたときに小6であった生徒が受けるという、データ的にも興味のあるものでした。しかし、政権交代により、悉皆方式が取られなくて、残念です。
まあ、これは、これ以上言っても仕方ありません。
高知県の結果は、想定の範囲で、小学校の成績上位者が私立に抜けるということが、最も大きな要素であるということから、抜け出ないままです。
これは、高知県教育振興計画策定の第2回の会議・下記のアドレスhttp://www.kochinet.ed.jp/sinnkoukihon3/siryou1.pdf#search='高知県教育振興計画策定会議 第2回'
委員長が、「高知県の教育風土を、どう思うか?」という、問いに対して、「例えば、都会ではない地方の県で進学校が私学ということに驚いた。このことは、高知県の小中高の学力や生活の問題も全部そこに根があると思う。これも一つの教育風土だと思う」
委員長の言う、「全部、そこに根があると思う」。といった勇気ある意見に、何もタッチしない以上、これ以上の改善はないであろうと思います。
これには、簡単な解決方法があります。私学に勝る公立中学校をつくればいいことです。
この夏スタートした「英検コース」は、そのチャレンジの一つです。
※もう一つ、注目したい設問がありました、それは「地域行事への参加」の問いです。
秋田や福井と比べたら、高知県は、20ポイントも下回っています!!!
これらの課題への緊急講座としても、位置付けられる講演が8月7日(土)、香長中であります。
10:00から小堀道和さん。
13:30から藤原和博さん。
たぶん、この日に行われる東京大学でのフォーラム『PTAは、新しい公共を切り拓けるか』に参加されるパネリストに負けないくらいのお2人です。まだ、間に合います。ご参加を。
※『PTAは、新しい公共を切り拓けるか』のフォーラムには、呼びかけ人で参画しております。http://pta-forum.seesaa.net/article/154816076.html
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