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2013年6月 7日 (金)

先日の東京でのこと、

「藤原和博式・公設擬似民営学校のすすめ」31日に無理といったのは、この話です。はい!  下記は、藤原さんの【よのなかnet】からのコピペ。
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私の理想像を公開します。
 2年後には、ある自治体で必ず実現する予定です。

1)学園長/校長方式をとって、塾の塾頭を学園長に据え、その配下にまず小学校とか高校とか1校(校長は基本、民間校長として任用し常駐)を既存の校名のまま改善します。

 学園の呼び名を「(自治体の名)×(責任を持って運営する塾の名)学園」とする可能性もありますが(それにはこだわらない)、小学校/高校名を残し、そのまま移行します。過疎地もしくは都市部の困難な地域で始め、人数が増えれば他の近隣小学校にも広げ、のちに中学校、高校/小学校にも広げて行きます。

2)指導要領を尊重しますが、いくつか独自の教科、たとえば「よのなか科」のような教科を追加します。

 成熟社会を生き抜くことのできる「自分で考え行動する人間」を育てる目的です。「公共科」でも「人生科」でも、呼び名にはこだわらないが、個人が人生するのに伴うミクロなリスクマネジメント(税金、社会保障、金融投資、職業選択、結婚と離婚、相続、法律/裁判員と訴訟、防災、宗教、勧誘と詐欺)などを扱います。

 中学の教科では「公民」、高校の教科で言えば「政治経済」「倫理社会」「家庭科」の領域ですし、諸外国では、人生に立ち向かう「哲学」と一緒に教える領域です。
 道徳を感情的に押し付けるのではなく、価値葛藤のあるケースを議論することで、むしろ「理性」の側を鍛えます。

3)音楽、体育、図工、そして高学年の家庭科に、外国人教師を導入します。

 県の教育長に特別免許状を出してもらい、目の前で英語で指示されても解る実技教科は、英語で授業を行います。指導要領を遵守するため、すべて担任が授業に入るTTですので、外国人が日本の教員免許を取得している必要はありません。時間給の講師の身分でいいと思います。
 ネイティブにこだわって英国や米国の金髪の白人を採ろうとしてもろくな採用はできないでしょうから、インドやフィリピンの英語ネイティブでいいと思います。

 つねに3~4人いれば、給食も一緒に食べられるし、遊んでもくれるでしょう。異文化を意識し、外国人を怖がらない子を育てたいのです。たぶん、いじめの原因(みんな一緒でなければいけない同調圧力)を減じてくれるはずです。

4)ITについては最も先進的な取り組みを行ないます。

 iPadのようなモバイル端末を全員に配り、カリキュラム開発を行ないます。
 もっとも重視するのは、計算や漢字などの反復学習をなるべくIT化して、教員の負担を軽くすること。公文のような個別学習的色彩を濃くします。一斉授業から個別習熟度別学習への大胆な転換にITを利用するということ。

 また、ある単元(たとえば算数の分数で最大公約数と最小公倍数とか)を教えるのに、一番教え方が上手な先生を探し出し(最初は当該自治体と塾の内部の先生から、やがて県、全国から、さらに世界中から)、その授業をビデオで撮らせてもらってカリキュラムのベースを作り、この学校の児童だけでなく、広く日本中の不登校児や世界中の日本語で教育を受ける権利のある在外子女を、この学校のバーチャルな児童生徒としてサポートしていきます。

 つねにネット上でコンテストが教科の単元ごとに行なわれ、一番視聴が高い先生がAKBの選挙のようにセンターを勤めるような形です。
 単元ごとにビデオによってスター先生を誕生させて育てていく学校です。

 こうすることで、普通の先生が助かります。人間がしなければならない、動機づけ、賞賛、単元ごとの履修チェック(テスト)、達成度別に宿題の指示、さらに賞賛というように、仕事を整理できるからです。
 できる子は、勝手に進むでしょうし、先生は、理解の遅い子に寄り添って、ともに課題に取り組んで行く余裕が生まれます。
 これは、本当の「ゆとり」につながる。

 この10年で、普通の20代でも教師になれるようなシステムを造り出せなければ、10年以内に50代のベテラン教員がいなくなる60万人の教員世界で、間違いなく、指導ノウハウの空洞化が起こります。
 教員の質は、ここからドンドン下がって行きます。
 それを防ぐのは、研修ではなく、オンライン授業の大胆な導入でしょう。

▼参考
 モデルは、米国の「カーンアカデミー」です。http://www.khanacademy.org/
 TEDでプレゼンされた内容をご覧ください/ビデオによる教育の再発見 
  http://www.ted.com/talks/lang/ja/salman_khan_let_s_use_video_to_reinvent_education.html

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