2006年12月 4日 (月)

重松清さん・・・いじめ緊急寄稿

月刊現代の1月号を立ち読みしました。重松清さんの「いじめに問題」に対する緊急寄稿があることを新聞の広告で見たからです。

新聞広告にはこうありました「いじめは犯罪である。暴行であり、傷害であり、恐喝であり、名誉毀損だ。加害者と闘う必要はない。遺書を書く前に、被害届けを出して欲しい。どうか明日の朝を迎えて欲しい。きみを「とても大切なもの」だと思ってくれる人に出会える明日がきっとある。信じてくれ」。

重松さんは、文科省大臣の「お願い」を見て、頭が痛くなったと記しています。

私も、緊急な時点で発せられる「お願い」として考えるならば、重みがあまりにも、なさ過ぎると思います。事態を理解していないのでは?

重松さんの文書は、中学生くらいを宛に書かれています。是非、読んでもらいたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月 3日 (日)

胴上げ事件・・・いじめ?

教育再生委員会の提案があった後、福岡県で痛ましい事件がありました。小学6年生の男子を胴上げして、頭から落とし重症を負わしたとのことです。被害者の母親は事前に、こどものあざを見つけ、学校側に連絡をしていた矢先に起こった事件です。

報道を鵜呑みにすれば、これは、傷害事件として、立件される可能性が多いにあり、学校側にも、相当厳しい処置が下されるようになると思います。

教育再生委員会のヤンキー先生の意見は『いじめた側の出席停止』だっとと思います。私は、子供をもつ親として、出席停止は非常に重い罰だと考えます。

しかし、いじめられた側が自殺したり、また今回のように重症を負わさせるとなると、次元が変わってきます。それは、子供の命・安全を守ることが、いじめる側の子供の人権&権利よりも優先されるからです。そのあたりの線引きをこの際、してもらうほうが、学校側にとっても、有益(言葉は悪いが)だと思います。

今のままだと、間違いなく、法廷に教職員が立たされる危険性があるからです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月23日 (木)

毅然とした態度

いじめを受けて、自殺をした子供の親が訴訟を起こす動きになっています。報道を鵜呑みにすれば、いじめを行っている生徒の行動も、刑事事件として、立件できる可能性があると感じています。

そうしないためにも、保護者ならびに教師が毅然とした態度で、いじめ問題について臨まないといけません。命を落とす、そのことでいじめへのわずかな抵抗を示していることについて、曖昧な態度では、対処できないと思います。

本日も、教頭先生が制止する中、校舎屋上からの飛び降りがありました。その子からすれば教頭先生の制止にも、学校全体からの救いに思えなく、無力感をぬぐえなかったのではないでしょうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)